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2014/05/01

準天頂衛星初号機 「みちびき」を用いた社会実証実験を開始しました。

Tweet ThisSend to Facebook | by:原田豊
『聞き書きマップ』で現在使っている「GPS」は、大都市のビル街などでは、正確な位置の測定が難しくなるという欠点を持っています。

この欠点を克服するために、現在、わが国の最新技術による「準天頂測位衛星システム」の整備が進められており、その初号機「みちびき」を用いて、このシステムの有効活用のための、さまざまな社会実証実験が行われています。

私たちも、身近な地域の防犯活動などの分野で、このシステムのもつ特長が生きてくるにちがいないと考え、「みちびき」を用いた社会実証実験に参加しています。

私たちの取り組んでいる社会実証実験のテーマが、このほど、「衛星測位利用推進センター
SPAC)」のウェブページに、正式に登録されました。

http://www.eiseisokui.or.jp/ja/demonstration/situation.php

 

このページの一覧のうち、「整理No.90-01:自主防犯活動の実環境下における準天頂システムの測位精度改善効果の検証が、私たちの実証テーマです。


このような社会実証実験を通じて、これまで宇宙技術などとはあまり縁がないと思われてきた、身近な地域の安全を守る取り組みに、「準天頂測位衛星システム」のもたらす恩恵を届けることができるよう、微力を尽くしたいと考えています。
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