『聞き書きマップ』とは

まちあるき記録作成支援ツール『聞き書きマップ』は、
自主防犯活動などを行っている方々が、
身近な地域の安全点検などのために行う「まちあるき」の記録を、
手軽に作っていただけることを目的に開発された、
パソコン用のソフトウェアです。

『聞き書きマップ』でできること

 『聞き書きマップ』は、その名のとおり、防犯まちあるきなどで気づいたことを、現地で紙にメモするかわりに音声で録音しておき、あとでそれを「聞き書き」してパソコンのデータにするためのソフトです。

 「聞き書き」した文字データを、現地で撮影した写真や歩いた経路のデータとともに、地図データの形で保存できるので、いつ・どこを歩いて、現地の状態がどうだったかを、誰にでも一目でわかる「まちあるき結果地図」として示すことができます(下図)。




『聞き書きマップ』の使い方

『聞き書きマップ』は、①GPS受信機、②ICレコーダー、③デジタルカメラという、「3つの小道具」と組み合わせて使います。

防犯まちあるきなどを行うとき、『聞き書きマップ』を入れたパソコンを持って歩く必要はありません。現地に持って行くのは、前記の「3つの小道具」だけです。また、スイッチ類の操作も、出発するときにGPS受信機とデジタル録音機をONにし、戻ってきたときにそれらをOFFにするだけです。

まちあるきの最中に行うことは、何かに気づいたとき、デジタルカメラでそれを撮影しながら、(紙にメモするかわりに)気づいた内容を言葉で「つぶやく」ことだけです。


『聞き書きマップ』を使うのは、まちあるきから戻ってきた後です。室内で、お茶でも飲みながら、現地で声として録音した言葉を「聞き書き」するのです。

この作業を能率よく行うために、『聞き書きマップ』では、画面上で写真を選ぶと、その写真の撮影時刻まで、録音が自動的にジャンプします。

つまり、現地でシャッターを切りながら「つぶやいた」内容を、とても簡単に「頭出し」できるのです。

このように、写真の撮影時刻を使って、長時間の録音のなかから、聞きたい言葉を効率よく拾い出せるようにしたことが、『聞き書きマップ』の最大の特長です。


無料で使っていただけます。

『聞き書きマップ』は、このページから、どなたでも無料でダウンロードして使っていただけます。

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そのほかの手引き書や解説書なども、PDFファイルの形で掲載してありますので、ぜひご利用ください。