今月末(8月29日(土)-30日(日))に
大阪経済大学で開催される
第60回数理社会学会大会で、
「スキャナによる自動読み取りに対応した子どもの犯罪被害の前兆的事案調査キットの開発」と題する研究発表を行います。
この研究は、以前の研究プロジェクトで提案した
「危険なできごとカルテ」による子どもの犯罪被害の前兆的事案の調査方法を改良し、学校教育現場などでもこの調査が実施できるように、スキャナで自動読み取りできる調査票と地図とをセットにした、新たな調査キットの開発を試みたものです。
いたましい事件が起こるたびに、さまざまな「不審者情報」などが「後知恵」的に飛び交う状況が繰り返されています。今回の研究開発が、こうした現状を打開する一助になることを、切に祈っています。